講師紹介


林 航 はやし わたる
代表

2014年
東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻油画 修士課程修了
中学校教諭1種免許状(美術)・高等学校教諭1種免許状(美術・工芸)取得
2007年~2013年
立川美術学院 油絵科講師
2014年〜2016年
東京藝術大学 美術学部 絵画専攻油画 教育研究助手
2016年~2019年
私立高校 美術 非常勤講師
2019年〜2023年
女子美術大学 美術学科 洋画専攻 専任助手
2023年〜
女子美術大学 ドローイングセンター 助教

気づくと日常はアートであふれています。服や鞄、テレビや雑誌・インターネットなどで溢れかえる広告、映画、アニメ、漫画、街の中の建物や色彩配置……。
我々の身の回りのモノ・事は全てデザインされていて、アートを感じることができる場所は美術館だけではありません。 絵を描くということは、自分の中にあるイメージを具現化することです。なかなかうまく表現できない時のもどかしさもありますが、その分、完成した時の喜びは一塩です。
自分の中にあるイメージを具現化する力は生活を実に豊かにしてくれます。 ものを作り出すことや、何かを描くことには無限の可能性が詰まっています。 ものづくりや絵を描く楽しさを、改めて皆様に発見していただけるようお力添えができれば幸いです。


講師作品



佐藤 博二 さとう ひろじ

1991年
東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻油画技法材料 修士課程修了
1985年~1991年
武蔵野美術学院 講師
1991年~2013年
立川美術学院 油画科講師(1993-2007年 主任講師)

絵で、わたしは感じ動く世界をつき詰めてみたい、描き出してみたいと思っています。

先日、Soulaの子ども絵画教室ではじめて指導をしました。子どもたちは目を輝かせながら身じろぎもせずにわたしの話を聞いてくれました。このことは、強くわたしの心を動かしました。
21世紀を力強く生きる子どもたちがいる。近い将来、子どもたちだけではなく、青年や歳を重ねた人たちもこの教室に集うだろう。人にはそれぞれ目の前の現実があります。失くしたものを数えるのではなく、いまあるちからを寄せあいながら歩いて行きたいと思いました。

絵は、どんな人にもふれることのできる世界、ひらかれた豊かな世界の中で、息づいています。このアートスタジオで、孜孜(しし)として表現しようとするあなたに向かって、わたしは何を語れるのだろう。微力ですが、みなさんの大事な抽斗(ひきだし)が、またひとつ、ふえていくことを願っています。


講師作品



竹内 亜弥 たけうち あや
2019年
東京藝術大学 美術学部 絵画科油画専攻 卒業


芸術とは言葉です。芸術とは記録です。芸術とは認識と実行です。芸術とはメロディーです。芸術とは一羽の小さなうさぎです。芸術とは投げられた賽です。芸術とは鏡です。芸術とは常に開け放たれた窓です。
芸術とは、今あなたが思い浮かべた何かです。
芸術には人の数だけ答えがあります。それはとても自由で、時にひどく孤独なことです。
しかし、自身の作品を通して誰かと繋がる瞬間、その一瞬に、私は芸術が人にもたらす豊かさを強く感じずにはいられません。
「誰かに何かを伝えたい」そう思い立った瞬間から、誰もが立派なアーティストです。
たくさん試行錯誤を繰り返しながら、是非Soulaであなただけの作品を生み出してください。


講師作品



前川加奈  まえかわかな

2010年
女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻 卒業
2018年〜2023年
女子美術大学洋画研究室助手
2023年〜
女子美術大学美術学科洋画専攻 非常勤講師


美術には多くの可能性があります。
この可能性は皆さんがそれぞれみんな持っているものです。
それを引き出すお手伝いが出来れば、と思います。

私自身は、負の記憶の継承をテーマに作品を制作しています。
世の中では日々大変な出来事が沢山起こっています。
コロナ、震災、戦争、暴力、‥。
二度と起こらないように、忘れないようにしようとしても、時間が経つにつれて忘れ、また同じことが繰り返される。
起きてしまった負の出来事を、私たちは、どのように捉えていくべきか、
何を記録し伝え残してくのか。作品を通して問いかけます。


講師作品



和田 夏佳 わだ なつか
2020年
多摩美術大学 美術学部 工芸学科卒業


創造は、他者とのコミュニケーションだと感じます。
なかなか言葉で表現しづらいことも、作品を通してなら素直に表現できたりします。
そして素直に作ったものは、言葉よりも素直に人の心に伝わるのではないかと思います。
Soulaでは自由に創造する皆様の、制作のお手伝いができればと思います。


講師作品